久々に仕事の事について触れてみようかなと。
最近、というか今年度は人らしい生活をワタクシしとりません。
大規模な開発プロジェクトが立ち上がり、毎日毎日終電近い時間帯に帰り、更に徹夜三昧に加えて社内の会議体が増え、せっかくの休日も終日打ち合わせになったりと。
疲労困憊かつ仕事ばかりでプライベートを味わう時間もだいぶ減りました。
そして疲れました。
それもあってか最近よく考えること。
仕事ってなんだ?
金を稼ぐ手段だとか、生き甲斐だとか人によって色々違いがあると思いますが、ワタクシは仕事は自分を成長させるものだと思ってます。
ただ辛い事を避けて金を稼ぎたい訳でもなく、過酷な生活を続ける程人生を掛けたくもなく。
時には辛い事もあるけれど、それを乗り越える事で新しい考え方や経験を積み重ねていく事が面白いと思うんですよ。
あとは苦労を共にした人と何かを作っりあげて行く事が特にやりがいを感じますね。
苦労を共にすると、部分的にだけど価値観を共有する事が出来るとワタクシは思ってます。
ただ、最近思うこと。
仕事さえ充実すれば良いのか?
なんでこんな事を思ったかというと今年は忙しいながらも半ば無理矢理に夏季休暇をとり石垣島に旅行にいってきたんですね。
プライベートで長めの旅行に行ったのはホント久しぶりで、学生の頃(もう12年も前)に旅行サークルで色んな所に行った事を思い出したんですよ。
青春18切符で品川から鹿児島まで鈍行列車で行って屋久島に行ったり、航空券だけ取ってほとんどノープランでタイに飛んでみたり。
そういう経験ってホントに貴重だと思うんですよね。
自分が知らない世界を知るって事は自分が普段生活してる範囲がいかに狭いかを教えてくれます。
大自然の景色を見ると、普段の仕事の悩みなんてホントちっぽけに感じるし、そこに住む人を見ると生き方なんてたくさんあるんだと感じます。
こういう経験って重要じゃないかなー。
仕事を頑張り続けるのも大事だけど、今の異常な生活を続けた先に何を得るんだろうか。
今はまだ独身だけど、近い将来築くであろう家族と過ごす時間や旅行に行って新たな経験をする時間も取れない仕事をやり続けた先に得るものって何でしょう?
ここ最近分からなくなってしまいました。
責任感で頑張って徹夜したりもするけれど、虚しさばっか感じてしょうがない。
少々愚痴になってしまうけど、ウチの会社は他社との差別化を図るべく社員に色々なスキルを求めてきますが、そのくせ経営陣は普通の企業と何ら変わりはなく、違うとするならたくさん働いているだけ。
差別化を図るなら経営陣も何かやってみろ、求めるだけなら誰でも出来るぞ、というひねくれた感情で心が一杯になってしまうのです。
ただそれだけにしか思えないようになってしまいました。
良くないなーと思うんだけど、こればっかしは理屈とかで考えても気持ちは上がらない訳で。
時間を掛けて自分の中でゆっくりと解決していくしかなさそうです。
仕事って何なのか。
多分目標もなくただ働いてきたツケなんだろーなー。