- スポンサーサイト
- 屋久島旅行記(縄文杉登山編)
-
2013.10.20 Sunday
前回書いた記事『屋久島旅行記(出発編)』
自転車の記事はこちら。
【輪行】屋久島(前編)
【輪行】屋久島(後編)
だいぶご無沙汰になってしまってごめんなさい。
すっかり夏も終わって寒くなってしまったけど、縄文杉登山編を書いていきますね。
屋久島到着2日目。
<AM4:30起床>
この日は20歳の頃に一度見た縄文杉に再び出会う為、かなり早起きしました。
今回は宿泊先の宿が安房にあった事から『荒川登山口』からのアタック。
荒川登山口は直接自家用車やレンタカーで行く事が出来ず、屋久杉自然館からシャトルバスで向かう事になります。
レンタカーは屋久杉自然館の駐車場に止めていけるのでご安心を。
(160台止められるからスペースとしては心配無用です)
ちなみにこの時間で既に200人くらいの人がシャトルバスを待っていました(多いねぇ〜)。
<AM5:00シャトルバス出発>
シャトルバスに乗車し荒川登山口へ(所要時間は30分程度)。
<AM5:40登山開始>
登山口に着いてトイレへ(登り始めるとトイレはあまり無いですからね)。
登山口の女子トイレは比較的新しめなので綺麗ですが、男子トイレはお世辞にもきれいとは言えませんでした。。
小便器がなく個室しかないので列が出来ていて結構待ちますね。。。
そしていざ出発、ガイドブックには片道4時間半と書いてあったけど一体どれほど掛かる事やら(汗)
ライトなんていらないと思っていたけれど登山口を歩いている頃ははこんな暗かったのですよ(涙)
こりゃあ怖いですね。。
我慢しつつ進むとすぐに日が昇って明るくなってきました。
トロッコ道、見てる分にはダンジョンみたいな感じでいいんだけど実際歩いてみると枕木の上を歩くか間を歩くか悩まされます。
しばらくトロッコ道を歩く事になりますが(2時間くらい)、屋久杉登山はよく橋に出くわします。
結構高い所に掛かっている橋もあるので高所恐怖症の人はご注意を。。
ちなみに10年前登った時は怖くてハイハイで渡った後輩がいました(笑)
段々山の奥へ進むと木々も大きなものがちらほら見えるようになってきます。
うーんでかい!!
屋久島は水の島。
至る所を水が流れているんだけど透き通るような綺麗さ♪
水が多いからコケもたくさんで杉の根元にコケがびっしり。
ジブリの世界観っぽくて心が洗われますね。
2時間程進むとようやくトロッコ道も終わり、ついに本当の戦いが始まります。
急な激坂を登ったり下ったり、ハードな道のりになります。
これはまだ整備されている方だけど、岩の上を歩いたりとかなかなか面白いコースになりますよ。
ただ、ここからは道のりもきついだけあって有名な杉様達に出会う事が出来ます。
『翁杉』
大きさもそうだけど、年季を感じますね。。
こちらはウィルソン株。
巨大株で手前の穴から中に入れるんですよ。
ウィルソン株は中から上を見上げると株の切り口がハートの形に見えるんだけど、ワタクシはハートを見ることが出来ず、無念のイビツな穴を撮っただけになりました。
お次は『夫婦杉』。
2本の杉の枝がくっついているんだけど不思議ですねこれ。
何がどうなったらこんな事になるんだろか。
上の写真はちょっと看板で見づらいので撮り直したのがこちら。
そして・・・・
<AM9:40 縄文杉到着>
ついに重鎮との対面です。
『縄文杉』!!でかいっ!!
全然カメラに収まらない(笑)
あまりにも大きかったのでちょっとカメラを横に。
それでも収まりきらなかった・・・・
ガイドの時間を30分短縮して4時間で到着出来ました〜。
いや〜きつかったけど、それに耐えたご褒美ですねこの絶景は。
道中、年配のご老人もいたんだけど、皆さん後から続々と縄文杉に到着してきて一安心。
年配の人には過酷な道のりだから無理かな〜と思ってたんだけど皆さんタフですね。
縄文杉の近くで休憩して後は下山。
下るだけか〜と思ってたけど下山もなかなかスーパーハード!!
膝に衝撃が蓄積されて下山開始間もなくで膝に激痛が走るようになってしまいました・・・
ゆっくり、膝を労わりつつ降りる事4時間。
ようやく登山道入り口へ帰還。
帰還すると現地の人が「おかえりなさーい」と言葉を掛けてくれます。
登山のどこが苦しかったとか、屋久杉が綺麗だったとか、そんな話しをしつつ募金の話しに変わっていきます(笑)
ただ、これだけ身体を苦しめて目で見てきた景色が綺麗だと、募金してこの自然を維持して欲しいって普通に思えちゃいますね。
往復8時間の登山だったけどいいですよ〜。
空気も綺麗だし水はおいしいし。
一生に一度は経験した方がよろしいかと思われる素敵な場所です。